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2022.12.01
ウェルビーイング経営
先般、東京に本社を置く、株式会社Phone Appli様へ企業訪問させて頂きました。
こちらの社長様が大切にしている考え方は「社員が健康でいきいきと働いている」状態、ウェルビーイング経営という価値観に基づく実践でした。
コロナウィルス感染拡大後、働き方が大きく変化すると共に会社の存在意義や働き手の価値観というものも大きく変化したように感じます。私が子供のころによく見たCMでは「24時間戦えますか」あるいは「5時から男」そんなフレーズが今でも忘れることができないわけですが、今は自分の時間あるいは家族との時間を大切にしながら、そのワンフレーズとして仕事が存在している。
そのようにも感じるわけです。
この企業様ではこれらの現状も踏まえた上で「働く」という時間も使い個々の持てる力が最大限発揮できる環境づくりを実践することで、成長にもつながり幸福度を高めることを続けられておりました。
その具体的な手法として1on1といわれる週1回の30分面談、THANKSカードによるありがとうの共有、年2回の目標提出、マイプロフィールetc、ビジョンを基に具体的な取り組みに落とし込まれておりました。
また、会社という機能の在り方も変化させており「自然と、自由に、コミュニケーション」をテーマに「CaMP(キャンプ)」と名付けられたフリーアドレススタイルを実践されています。個室空間から、ファミレススタイル空間、セキュリティー空間等様々な形態をとり、働き手のパフォーマンスを高める工夫がなされております。
これらの取り組みを実施する上でその都度アンケートを取られているようで、その中から最近明らかになったことで、出社している方とリモートで仕事をされている方とで幸福度を数値化すると出社している方のほうが高いという結果が見えてきたそうです。
リモートワークという便利なツールが普及する一方で、人は人とのつながりが幸せや成長、やりがいにもつながっているのかと感じる貴重な体験にもなりましたし、社長様が繰り返し伝えられていたことは「心理的安全性」の高い組織であることが重要ということでした。